ハンガリーのブダペストにある本屋「Libri」で、NFCを使った実証実験が7日間にわたり実施されました。その結果、90％のお客様がサービスに満足したという結果が413名のアンケート回答者から得られました。また、96.4％の方が友人にこのサービスをオススメすると回答したそうです。
具体的に実施されたNFCのサービスとは、NFCタグが貼れた本にNFCスマートフォンをかざすと、本の値段、あらすじやオススメの本などが表示されます。お客様は手持ちのNFCスマートフォンでアプリを起動しておくだけ、店内で利用できるクーポンもアプリにアプリに配信されます。また、購入する本はレジに並ぶことなく、そのままアプリのショッピングカートで精算を済ませることができます。

利用者としては、クーポンで特典を得たり、事前に本の内容を確認できるので、安心、且つ簡単に購入することができる点が、高く評価されたのではないでしょうか。お店側としても、お客様がどの本に興味があるのか？といった貴重なお客様情報が得られるので、両者にとって大きなメリットとなります。NFCタグを本全てに貼るのは大変ですが、将来的に見ればそれ以上の価値があるのではないでしょうか。

例えば、アプリ内でかざした本の目次や始めの20ページがスマホの画面上で読めたらどんなに便利でしょうか！本屋で何巻まで購入したか忘れてしまった、といった経験をしたことがあるのは私だけでしょうか？

出典：https://www.nfcworld.com/2013/06/13/324587/bookstore-libri-pilots-nfc-service-in-hungary/

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